Interview 01

目の前の仕事に
まっすぐに向き合い、安心して仕事を
任せてもらえるようになりたい

原田 拓明 Hiroaki Harada
製造2課 2020年入社

Interview インタビュー

Q1向陽技研に入社応募したきっかけや、入社を決めた理由

「Heart」を大事にする経営理念に惹かれ

ものづくりに関わる仕事がしたいと思っていたことが応募した一番のきっかけです。座椅子のギアは普段直接目にはしないけれど誰もが日常的に使っているものです。そんなものを作ることができることに浪漫を感じたことが、幅広いものづくりの中で向陽技研に惹かれた理由です。
そして「Heart&Technology」という経営理念も魅力的でした。入社前に不安だったのが人間関係です。私自身人見知りな面があり、既に社会に出ていた高校の時の友人も人間関係で仕事を辞めたという話を何度か耳にしていました。そんな私にとっては、「Heart」の部分が強調されたこの経営理念は安心、とまでは行かないですが少し気持ちが和らいだような気がしました。「Technology」、技術はものづくりにとって必要不可欠なものです。そんな大事なものと「Heart」が並んでいるというのはとても印象的で、入社応募のきっかけの大きな要素となりました。

Q2仕事内容や、仕事のやりがい

稼働率を向上させることに達成感

私は現在、座椅子ギアの自動組み立て機のオペレーションを担当しています。自動組み立て機は組み立て工程毎に番号が振り分けられており、何か異常があればモニターに番号が表示され、原因を取り除いてまた動かします。組み立て機内の部品が底をつく前に補充したり、後は完成品の梱包や出荷前の最終検査が主な仕事内容です。一見単純な作業ではありますが、停止した理由の特定、メンテナンスを素早く行う必要があるため、意外と複雑な作業が多いです。中々取り除けない停止も発生してしまうことがありますが、知恵を絞り、直すことができた時の達成感は大きいです。こんな風に調整を繰り返し、より多く組み立てられるように稼働率を向上させることが私の仕事です。

Q3仕事で心がけていることや業務におけるエピソード

日々レベルアップしていきたい

私はとにかく、「昨日よりも高い稼働率」を目指して作業しています。
自動組み立て機はかなり不安定な機械で、いつ、どこが不調で止まってしまうか予測が難しいものです。さらに、1度止まり始めると連鎖して別の個所も止まり始めたり、正しいと思って行ったメンテナンスが裏目に出て余計に停止が頻発するようになったりすることもあります。目指してはいるものの、中々達成するのは難しくなっています。だからこそ、うまく稼働した日は嬉しくなりますし、明日はもっと良い成果を上げてやると意気込んで臨むことができます。
初めて対面する不調も、乗り越えれば知識となり再発しても対応できるようになる。
昨日よりも今日。今日よりも明日。
機械の稼働率だけでなく、自分自身の技術や知識も同じようにどんどんとレベルアップしてより大きな貢献を、というのを心がけて仕事をしています。

Q4今後の目標/将来について

今の仕事を一番うまくできるようになりたい

今の仕事を自分が一番うまくできるようになる、というのが一番の目標です。
私が自動組み立て機を担当するようになってから、丁度1年ほどになります。1年前の自動組み立て機の知識が全くなかったころと比べると、かなり成長できたのではないかと感じています。ただ、まだ「1年」なんです。この1年は自動組み立て機の操作、各工程の動きやメンテナンスの方法等、多くの知識、技術を得た濃い1年でした。
しかし、まだまだ自動組み立て機について知らないことは山ほどあります。まだまだ、満足のいく領域に達するには経験が足りなさすぎるのです。今後、より会社に貢献するために蓄えて、蓄えて、自信をもって作業をこなせるようになるためにこれからも精進していきたいです。

Q5求職者へのメッセージや、入社前の不安について

知らないことをそのままにしない

未知の領域に足を踏み入れようとすることはとても不安なことです。自分にできるだろうか、失敗するかもしれない、自分には合わないかも、など色々思うことがあるでしょう。しかし、今思えば不安なのは最初だけだったような気がします。向陽技研の社員、パート、アルバイトの方々は皆、頼れば応えてくれる人たちばかりです。わからないことを聞きやすい、そんな雰囲気があると感じました。無知は罪ではありません。知らないことをそのままにしてしまうことが一番よくないことです。わからなかったら周りの人に聞く。それに応えてくれた人に、行動で感謝の意を示す。それを繰り返していれば、いつの間にか不安な気持ちは無くなっていることでしょう。頑張っている姿は必ず誰かが見てくれています。